現代のものづくり
ロボットコンテスト ロボットの歴史/産業用ロボット誕生 


「ものづくり」と「ロボット」-2-

未来のロボットとは?

ロボットは大きく4つに分類することができます。

「シーケンスロボット」「プレイバックロボット」「数値制御ロボット」などのように,ICメモリ・磁気テープといった記憶装置に設定された動作を繰り返し行うもの。1960年代の「スポット溶接用ロボット」などがこれにあたります。まったく自立的機能がないこれらのロボットを「第1世代ロボット」と言います。

「第2世代ロボット」は感覚情報があり、この感覚情報をもとに行動をある程度修正する機能を持っています。1970年代の「アーク溶接用ロボット」などの、センサの目がついている感覚制御ロボット・適応制御ロボットがこれに相当します。 「第2世代ロボット」の特徴は作業対象物の状況などに応じて、作業内容が変化すること。人間の目や耳、皮膚感覚に相当する知覚装置があり、情報を元に判断し行動します。現在のロボットの多くはこれに当たるといえるでしょう。

1980年代に入り、知覚装置・認識装置が向上したことにより、ロボットの問題解決能力が飛躍的に伸びました。 

この作業経験を学習し行動に反映させる「学習制御ロボット」や複数のロボットが協調して作業をする機能を持つ、「協調制御ロボット」などの「第3世代ロボット」は,まだ研究の段階。世界各国で盛んに研究が行われています。

次の段階の人工知能によって自らの行動を判断・決定し動作する「第4世代ロボット」は,まだまだ未知の領域。21世紀、どんなロボットが私たちの前に登場するのでしょうか?


ロボットと「ものづくり」

紀元前8世紀から、私たちの創造力をかきたててきたロボット。

今、この創造力を教育に生かそうという試みが行われています。その1つが「ロボットコンテスト」。既存の教育ではおこなわれなかった、「ものづくり」の「創造力」を大切にする授業です。
高校や高専だけでなく、中学校から小学校まで巻きこんだ大きなムーヴメントになっています。

人の心を癒す「メンタルコミット・ロボット」、介護を行う「介護ロボット」など、さまざまなロボットが開発されています。

いままで単なる「作業」中心だったロボット。私たちの「ものづくり」の技術と限りない「創造力」が、その形を大きく変えつつあります。
 

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